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外国直接投資の受け入れ、仏は欧州第2位の地位を維持

仏ラボール市(ロワールアトランティック県)で6月2日、「世界投資会議」が開幕する。この機会に、アーンスト&ヤングは外国直接投資の調査結果を発表する。
欧州諸国の外国直接投資の受け入れ状況比較では、フランスは2009年に529件のプロジェクトを数え、英国(678件)に次ぐ第2位の地位を守った。件数は前年比で1%増加しており、欧州全体(11%減)と西欧諸国(7%減)が共に減少を記録する中でも増加を確保することができた。外国直接投資による雇用の維持・創出数は1万3298人に上り、前年比で2%増を記録した。特に、工業部門での投資が24%の増加を記録したのが目立ち、サービス・ソフトウェア分野での減少を補填することができた。全体として、フランスの健闘の背景には、経済危機を背景に、より安全な諸国への投資が優先されたことがある。
ただ、ドイツの伸張(投資件数7%増の418件、欧州全体に占めるシェアは13%と仏の16%を急追)など、近隣諸国との競争は厳しさを増している。特に、新興国からの投資誘致で仏は遅れており、BRIC諸国からの投資受け入れでは、仏は英独の3分の1に留まっている。ドイツの場合は中国から(中国による対欧投資の41%を受け入れ)、英国の場合はインドから(54%を受け入れ)の投資誘致に強く、ここでフランスが占める割合は、前者で9%、後者で11%と低い。世界の企業経営者を対象にしたアンケート調査では、「向こう3から5年間で仏投資環境が改善する」と答えた人は全体の45%に留まり、ドイツ(54%)と英国(56%)を下回った。(2010-06-02)

弊社刊『欧州レポート』1025号より転載



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