
1981年にパリで創業した総合的なビジネス支援・情報サービス会社です。
日仏英語の翻訳・通訳、フランス・欧州の政治・経済・ビジネス関連調査と情報提供、定期刊行ニュースレターとクリッピングは30年の歴史と実績を誇ります。日仏英語でのDTP・ウェブ制作/ローカライズサービスや、フランスでの研修・視察・イベント開催のコーディネート/アシストでも、お客様の高い信頼と評価を得ております。
2012年05月16日 水曜日
朝一番オランド新大統領、正式に就任
オランド大統領の就任式が15日に行われた。第5共和政下でミッテラン大統領に次ぐ2人目の社会党所属の大統領が正式に就任した。新大統領は就任式での演説の中で、大統領の役割を、基本的な方針を定めてその実現を計らうことにあると規定、すべてを決定することが大統領の権限ではなく、国会の役割や司法の独立性を尊重するなどと説明、サルコジ大統領の強権的な政策運営のあり方から一線を画する姿勢を強調した。大統領はまた、国が厳しい状況に直面する中で、より一層の努力が必要であるとも語った。他方、大統領が新たに任命した大統領府のピエールルネ・ルマス長官は同日午後、新首相として、ジャンマルク・エロー下院議員(62)が指名されたと発表。エロー新首相は1989年からナント市長、1997年(左派ジョスパン政権時代)から下院の社会党議員団団長を務めており、閣僚経験はないが党内の有力者として知られる。コンセンサス重視の政局運営ではオランド大統領にもスタイルが通じている。これに続いて、オランド新大統領は初の外国訪問先として、ドイツのベルリンを訪れてメルケル独首相と会談。1時間を越える会談と夕食会の日程をこなした。両首脳はこの機会に、両国間の良好な関係をアピール、共に協力を続ける姿勢を確認したが、欧州における経済成長促進策の内容などを巡る見解の違いが大きいことも窺わせた。オランド新大統領は、財政規律の強化を盛り込んだ欧州連合(EU)の新財政協定に経済成長促進措置を盛り込むことを求める方針を再確認、また、経済成長が不十分な水準に留まるなら、財政赤字削減等の目標の達成が困難になる可能性も認めた。両首脳はこのほか、ギリシャがユーロ圏に留まることを望む旨を確認した。
日刊メディアダイジェストユーロスター、新路線の導入を計画
英仏間の高速鉄道を運行するユーロスター(仏国鉄SNCFが55%出資)は、旅客機利用客の獲得を目指して、欧州の主要都市を結ぶ新路線の運行を計画している。5年後を目処に、アムステルダム、仏リヨン、マルセイユ、独ケルン、フランクフルト、スイスのジュネーブなど10都市への乗り入れを目指す。うち、仏の地方都市を結ぶ路線については、SNCFとの競合を避けるため、仏国内では2駅以上には停車しない方針。フランクフルトとケルンを結ぶ路線については、ドイツ鉄道が2015年に運行開始を予定するロンドン路線と競合することになる。ただし、新路線の導入に先立っては、ユーロスターの既存車両がドイツ及びオランダでの認可を得ていないという問題を解決する必要がある。ユーロスターは、2010年に独シーメンスに新型車両を発注しており、新車両によりこの問題を解決する考え。また、インフラ使用料の高さも参入障壁になる。特に仏では、RFF(鉄道インフラ管理主体)が2013年に10%の値上げを予定しており、ユーロスターはこれに抗議して交渉を行っている。
| パリ為替(対ユーロ) | 15日 | 14日 |
| USドル(US$) | 1.2714 | 1.2824 |
| ポンド(£) | 0.7961 | 0.7969 |
| 円(¥) | 102.71 | 102.47 |
| スイスフラン(CHF) | 1.2005 | 1.2005 |
